歴史

赤司家は元来、有馬家が藩主を務める久留米藩(現在の福岡県久留米市)の藩士として代を重ねて参りました。
明治維新の後、当店の創業者である赤司夢帰次(あかし むきじ)が菓子職人としての修行を終えて、ここ天領日田豆田の地に菓子砂糖商として菓子店を興したのが明治24年(1891年)のことでした。
当時の日田郡役所より「日田を代表するような菓子を作れないか」と御用命を賜り夢帰次が考案したのが、すっきりとした甘さに淡い色合い、そして何より他には無い独特な小豆の風味が魅力の日田羊羹です。
夢帰次の考案した日田羊羹は独特の製法で作り出され、防腐剤や真空パック等の保存技術の無い当時、表面が糖化して固くなり、そして痛まないとして遠い戦地の慰問袋に華を添えたと伝えられております。
当店はこれからも夢帰次の考案した製法を守り、日田羊羹製造元として美味しく安全な菓子をお届けするために日々研鑽して参ります。
四代目 店主
赤司 裕昭
会社概要

会社名
有限会社赤司日田羊羹本舗
創業
1891年(明治24年)
設立(法人化)
1981年7月(昭和56年)
代表者
代表取締役社長 赤司 裕昭
事業内容
菓子製造販売
所在地
〒877-0005 大分県日田市豆田町8-15